ダンボールパーテーションを利用する際の注意点とは?詳しくご紹介

気軽に利用ができて便利なダンボールパーテーションは、災害時など利用シーンもさまざまです。ダンボールパーテーションは便利であるものの、注意しなければ耐久性や利用期間に影響が出てしまいかねません。そこで今回はダンボールパーテーションを利用する際の、注意点についてご紹介いたします。使用する際にはこれらの注意点を頭に入れておきましょう。

水分を近づけない

水分を近づけない

ダンボールパーテーションは自立するため、通常のダンボールに比べて厚みがあり強度も十分です。しかし紙であることを忘れてはいけません。紙にとって水分は天敵です。水分が浸透してしまうと途端に強度が低下してしまいます。一部や水滴レベルであれば、すぐには致命的なダメージにはならないかもしれません。しかし強度に関しては、確実に低下してしまいますので十分注意しましょう。

風などによって倒れてしまうことがないように、土台部分に水の詰めたペットボトルを重しとして使用するケースも少なくありません。ペットボトルから浸水するケースはあまり考えにくいものの、万が一の際足元部分の強度が弱まってしまいます。使用する際には、こまめにペットボトルの様子を確認することがおすすめといえるでしょう。

また強度面以外にも、水分は見た目への影響も考えられるでしょう。水分が浸透した部分は色濃く模様になります。水滴などが飛んでしまった際には、見た目が気になってしまうのではないでしょうか。直接の水分だけでなく、湿度にも注意しなければなりません。じわじわとダンボールパーテーションの強度が弱まっていく要因となります。都度の管理も重要となるのです。

耐久性を把握しておく

耐久性を把握しておく

パーテーションは素材ごとに、いくつかの種類が存在しています。そのなかでもダンボールパーテーションは軽くて丈夫で、レイアウト変更がしやすいなどのメリットがあるのです。ここで注意してほしいのが『耐久性がどの程度あるのか』です。新品の状態ではあまり気にする部分ではないかもしれませんが、非常に大切なポイントとなります。

軽いのでレイアウト変更や移動を気軽に行える反面、少なからずその都度ダンボールパーテーションはダメージを負っていきます。丁寧に扱っていたとしても、徐々に劣化していくものです。気がついたときには角などが、ぼろぼろになってしまっているというケースも少なくないのです。その場合には補強したり買い替えを行ったりしましょう。しかしできるだけ長持ちさせたいという方が、ほとんどではないでしょうか。あらかじめどの程度の耐久性であるのかを、確認しておくとよいでしょう。

また移動させる際などにへこみや破れなどが発生しにくいような、取り扱い方もポイントとなります。場合によってはパーテーションに身体を預けてしまうようなシーンがあるかもしれません。取り扱い方も気をつけて、耐久性を把握しておくことによって、できる限り長持ちが可能となります。

火気厳禁

火気厳禁

これはパーテーションに限らずダンボール製品全般にいえることですが、火気厳禁です。素材が紙なのですぐに引火してしまいますし、火がついてから燃え広がるまであっという間です。ダンボールがボックス状態であれば、ある程度意識をされるかもしれません。

しかしダンボールパーテーションは普段パーテーションとして使用しているため、次第にダンボールであるという意識が薄れていってしまいがちです。その結果ついつい近くで火を使ってしまったり熱源を置いてしまったりします。そのために火災につながってしまう恐れがあります。

引火の危険性が考えられるシーンとは?

第一に考えられるのはストーブなどです。被災地などでの仕様であれば、避難している方々のプライベートスペースを確保するために、ダンボールパーテーションを利用されることが多いでしょう。その際についついストーブのように、引火しやすいものを近くにおいたことを理由とする引火という危険性が考えられます。普段は意識できていたとしても、人間ですのでついうっかりといったこともあります。それが火災につながってしまいますので、ダンボールパーテーションに火気厳禁についての張り紙をするなどしましょう。もちろん、タバコによる引火などにも注意が必要です。

処分時の注意点

便利なダンボールパーテーションですが、場合によっては処分することもあるでしょう。その際にも注意しなければならないポイントがあります。以下について理解したうえで、処分を行うとよいでしょう。

産業廃棄物扱いになる場合がある

企業としてダンボールパーテーションを使用していた場合、処分する際の扱いが産業廃棄物になることがあります。『廃棄物の処理及び清掃に関する法律』によって定められており、法に則って正しく処分をしなければならないというわけです。まずは産業廃棄物に該当するのかの、確認をすることが大切です。仮に産業廃棄物という扱いになったとして、誤った処分をしてしまうと罰則が課せられる恐れもあります。トラブルを回避するためにも、確認をまず行うことが大切です。

処分方法を確認しましょう

通常ダンボールの処分であれば資源ごみという自治体がほとんどです。しかしダンボールパーテーションの場合、その限りではありません。パーテーションですのでサイズも通常のダンボールよりも大きく、通常の家庭用ゴミ処分と同じルールでは回収してもらえないことも考えられます。あらかじめ各自治体に問い合わせを行い、そのルールに従って処分しましょう。

まとめ

今回ご紹介した注意点を押さえることによって、安心してダンボールパーテーションを利用可能となります。使用前には、今一度確認しておくことがおすすめです。「萬友商事株式会社」では、災害時などに役立つアイテムを多数取り揃えております。いざというときに困ってしまわないように、事前の準備が大切です。まずは一度、お気軽にお問い合わせください。