万が一の時に備えて!帰宅困難者となった場合の心得をご紹介

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日本では定期的に大きな地震が起こっているため、防災意識は高まっています。しかし、自宅での防災対策はできていても、帰宅困難者になることを想定して防災対策をしている人は少ないでしょう。職場や学校が遠いと、帰宅困難者になる可能性も高くなります。ここでは、帰宅困難者になった場合の心得についてご紹介します。

 

帰宅困難者とは?

帰宅困難者とは、災害や事故などの緊急事態が発生した際に、通常の交通機関や道路が利用できなくなり、自宅や安全な場所への帰宅が困難な人々のことを指します。帰宅困難者は、災害現場やその周辺で仕事をしている人々、外出先にいた人々や通勤途中で帰宅できなくなった人々など、さまざまな状況で発生します。

 

帰宅困難者の心得

通勤や通学、お出かけなどで自宅から遠く離れると、誰もが帰宅困難者になる可能性があります。万が一帰宅困難者になった場合に備え、以下の心得を覚えておきましょう。

むやみに移動しない

帰宅困難者になったら、早く家に帰りたいと気持ちが急いてしまいます。しかし、むやみに移動せず、冷静に状況を判断することが大切です。交通情報などを入手し、最善の方法を取る必要があります。

連絡手段を決めておく

災害が起こると、みんなが安否確認の電話をかけるため、回線が混乱して連絡が取りにくくなってしまいます。そのため、家族の間で安否確認の方法を事前に決めておくことが大事です。何かあった時にどこに集まるのか、どのルートを辿って帰宅するのかなどを決めておきましょう。

防災グッズを用意しておく

帰宅困難者になったことを想定して、職場などに防災グッズを常備しておくことも大切です。役立つグッズとしては、以下のリストがあげられます。

  • ラジオ
  • 非常食
  • 飲料水
  • 懐中電灯
  • 防寒具
  • 祭りツール
  • 救急用具

災害情報や救援活動の状況を把握するために、ラジオは重要な通信手段です。ハンドクランク式やソーラー充電式のラジオが役立ちます。長期間の帰宅困難が予想される場合、非常食を用意することは重要です。栄養バランスの取れた缶詰や乾燥食品、栄養バー、保存食などを備えておくと良いでしょう。帰宅困難時には水道を使えない可能性があるため、十分な量の飲料水を備蓄しておくことが重要です。ミネラルウォーターや浄水器、水処理用の薬剤などを用意しましょう。

帰宅困難時には停電が起こる可能性もあります。暗闇での移動や物資の確認には懐中電灯が必要です。予備の電池も忘れずに用意しましょう。帰宅困難時には季節に関係なく寒さに備える必要があります。防寒具として、厚手の衣類・ブランケット・暖かい靴や手袋・カイロなどを用意しましょう。災害時にはさまざまな状況に対応する必要があります。マルチツールにはナイフ・はさみ・ノコギリ・プライヤーなどが一つにまとまっており、さまざまな用途に使用可能です。帰宅困難時には怪我や病気のリスクが高まります。応急処置をするための包帯、消毒薬、常備薬などの緊急用具を準備しておくと安心です。

 

徒歩で帰宅する時に気をつけること

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帰宅困難者は、歩ける距離であれば最終的には徒歩で帰宅することになります。しかし、災害後の道には危険が多いため、気をつける必要があります。

災害情報を把握してから帰路につく

徒歩で帰宅できる状況であるのか、情報を確認しなければなりません。災害発生時には、地元のメディアや自治体などの情報源が最新の情報を提供しています。ラジオ、テレビ、インターネットなど、信頼できる情報源から最新情報を入手しましょう。また、一人で帰宅するのではなく、同じ方向へ向かう人と一緒に行動することも大事です。

安全なルートを選ぶ

帰宅ルートは、最も安全なルートを選びましょう。幹線道路は、広くて歩きやすいうえに、トイレや休憩場所なども整っています。通行止めでなければ、最優先のルートです。通行止めで迂回をする場合も、出来るだけ広く安全なルートを選びましょう。倒壊しそうな建物の側や高架下、看板の多い繁華街などは、落下物の危険があるので避けるのが賢明です。また、電柱や電線の近くも、電圧器の落下や感電の恐れがあるので避けましょう。

帰宅支援ステーションを利用

災害時には、コンビニやガソリンスタンド、公共施設が帰宅支援ステーションになります。徒歩で帰宅する際には、帰宅支援ステーションを上手に活用することも大切です。ガソリンスタンドでは、水やトイレを提供してくれるほか、災害情報の提供もしてくれます。コンビニは、食料品や飲料品の販売やトイレの提供をしてくれます。帰宅のルートは、帰宅支援ステーションの位置も把握したうえで決めるのが良いでしょう。

 

まとめ

外出する限り、誰もが帰宅困難者になる可能性があります。日本は地震大国であるため、いつ大きな地震が起きても不思議ではありません。普段から防災意識を持って行動することが大事です。

「萬友商事株式会社」は、防災グッズを販売しております。長期保存ができる食料品や帰宅困難者に必要なアイテムを揃えたセット、簡易トイレやベッドなど、幅広い商品を扱っております。学校や会社などの大量発注にも対応しておりますので、防災グッズが入用の際にはお気軽にご相談ください。